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埼玉県理科教育研究会(埼理研)について

 昭和10年頃、埼玉県理科教育研究会がすでに組織され、学校の授業研究会や展覧会などが全県の規模で行われていた。そして、新学制となって、新たに組織されたのが「埼玉県科学教育振興会」である。これは、県内の小・中・高、そして埼玉大学まで含めた大きな組織である。この組織は、毎年10月~11月にかけて行われる埼玉県科学教育振興展覧会(科学展)の運営に今日も携わっている。昭和42年に、この埼玉県科学教育振興会から、義務教育に関わる組織が編成され、埼玉県理科教育研究会となった。従って、本研究会は現在の組織としては約40年、大本までたどると約70年の歴史をもつことになる。

指導法研究委員会
小学校部会 
中学校部会

小・中学校ごとに、県内14各支部より推薦された委員を中心に、主に学習指導法の研究及び授業実践を行う。

理科教育研究発表会
教員の部 
児童・生徒の部

①教員の部(県教委・さいたま市教委の後援事業) 8月
 各支部の代表者が授業実践等の発表を行い、貴重な研修の機会となっている。
②児童・生徒の部(県教委・さいたま市教委の委託事業) 2月
 各支部を代表する児童・生徒が研究成果を発表する。プレゼンテーション能力も高まってきている。

科学教育振興展覧会
(県の補助事業)

市展町展 9月 地区展 10月 県中央展 11月
 県内8地区展の優秀な作品約78点と、高校30点が中央展に出展される。
 小・中・高校の最優秀作品3点に、県知事賞(彩の国科学大賞)、県議会議長賞、県教育長賞が授与される。
 中学・高校の優秀な6点は、日本学生科学賞に埼玉県代表として出品される。

学校研究委嘱

埼玉県理科教育研究会から委嘱された学校にて、研究発表や授業研究会を行う。

研究調査
小学校理科コンピュータ利用委員会 
中学校理科基礎学力調査委員会
理科教育講演会

①小学校理科コンピュータ利用委員会
 小学校におけるコンピュータの効果的な利用法についての研究を行う。
②中学校基礎学力調査委員会
 県内の中学3年生を対象に学習のつまずきを把握し、学習活動に役立てる。

6月の総会後に、教科調査官や大学教授等を招いて、講演会を行っている。

総会
常任理事会

諸活動の円滑な実施に向け行われる。

​研究集録発行

1年間の活動記録をまとめた冊子を、年度末に発行する。

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